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2006年8月13日日曜日

骨まで愛して


 お久し振りです。


今日はトニーの49日の法要、納骨でした。
これで一つ、気持ちに区切りをつけなきゃなりません。

いつまでも悲しんではトニーが浮かばれないものね。

でもやっぱり、ふと無性に涙があふれてしまう。

今まで祖父や叔父を亡くした悲しみも経験しているし
私が子供の頃、亡くなった猫マリアへの悲しみも経験していたはずですが

いつしか理屈で『生と死』を理解できるようになっていた私が

身近な者の『死』に直面した時
これほどまでに自分は弱いのかという事に驚いています。

ペットロス…?
家族ロスだよ。

想像を超える悲しみがありました。

『死』をこうまで受け入れなければならないとわかれば

今、生ある全ての者をもっと真剣に愛さなければと思います。

骨まで愛して。


そんな中、現実の日常生活は
ちゃんと元気に送っていましたよ。

スチール撮影やロケがあったり
オンエアがあったり
トランペットやジム
来たる舞台の本番の稽古…
もちろんバイトも!

バーゲンでまた買い物だってしたしさ

トニーは死んだけど
世界は変わらない。

ちゃんと私は生きている。

友達と冗談だって言う。
舞台や映画だって観る
飲み会も行く。

でもお願い!

もう当分、私のまわりのみんな、死なないでいて。

私に『死』を突き付けないで

これ以上耐えられないもの

みんな元気に長生きしてちょうだい。

骨まで愛してるから
どうか骨にはならないで。

私はまだやりたい事や
やらなきゃならない事
がたくさんあるから

私が死ぬまで
どうかみんな死なないで。
ずっと長生きしててちょうだい。

まずはカルシウムで
丈夫な骨を!

さいごは骨しか残らない。

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