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2006年6月25日日曜日

かけがえのないもの

 その前にお願い。


確信に触れたくないので
多くは語れない。

今はどうかそっとしておいて下さい。
しばらくしたら思い出になる
そうしたらまた今日の日を語れると思うから。

どうかそれまでは


ただただ
今はなにもかもが寂しくて悲しい。
ずっとメソメソ涙が溢れます。

今日はもちろん、明日も仕事休んじゃった。
家にいると余計につらいのかもしれないけど
今はなんにも手に付かない。
そばにいたい。
離れたくない。


午後
この十四年と三か月を振り返りながら
写真の整理と貯まっていたデータのプリント

楽しかった思い出に浸りながら
やっとアルバムが完成すると
気が抜けたみたいでまたぶり返す。

辛い…

床を歩く爪の音
いつも寝転んでる場所
覗き込む甘えた瞳
吠える声、鼻息、赤い舌
ご機嫌なしっぽ

家の中には面影がいっぱい過ぎて
今も違う部屋で寝ているような気がするんだよ。


昼、葬儀場でお別れの時は
最後の抱っこの柔らかい毛ざわりとズシリとした重み、
まるでまだ生きて寝てるみたいなのに
冷たくて少し固まりかけた手足

苦しかった一晩があけた
その夜明けに
静かに呼吸を止めたんだ。

ママと一緒で良かったね。
昨夜、私に何か言いたげに
体を起こしたね

口が聞ければいいのにね、と
ママと私は言ったっけ。


朝、手作りの小さな祭壇には
まだ温かく柔らかで
スヤスヤ寝ている安らかな顔

皆が家に集まってその身体を撫でる


今は小さなお骨になってここにいる

あ~全部嘘みたいだ。
幸せだったと納得も理解も出来るんだ
でも急に悲しすぎて涙がとまらなくなったりするんだよ。

ありがとう。
本当にありがとう。
私たちにかけがえのないものをくれました。
そしてあなたはかげがえのない存在

一緒に乗り越えよう

今はこの小さな箱の中で
そしてこれからもずっと
私たちの心の中で

あなたは生きている
トニー。

愛を込めて。

2006年6月22日木曜日

水玉と小花柄

 水玉

単純な記号の羅列が確信めいてる


小花柄

意思を感じさせない意図がある


水玉と小花柄


2006年6月21日水曜日

恐怖の順風満帆

現実世界ではありえないことなのだけれど


例えば
ドミノ倒しのギネスに挑戦の妄想では

何日も全集中で膨大なドミノを並べ、仕掛けも凝って
体育館の床を埋め尽くす。
これといったトラブルも無くいよいよ完成間近という時、

極度の恐怖が私を襲うのだ。
「こんなうまく行き過ぎていいのか」
と。
あと10個足らずだというのに
つい、私は両腕を振り回す。
ドミノは、どんどん倒れてゆき水の泡になるけど
ただガーッと鳴る轟音を突っ立って聞いている。
もうヤケクソだから。
多分殺される。

例えば
がらがらの高速道路を猛スピードで運転している妄想では

何の障害も無く気持ちよく飛ばしていると
急に恐怖が襲うのだ。
「こんなうまく行き過ぎていていいのか?」
と。
後少しで出口なのに
つい、私はハンドルから手を離す。
車は制御不能になり私はあわててハンドルを取るけど
ただガーッめちゃくちゃに廻す。
もうやけくそだから。
たぶん死ぬ。


順風満帆を知らぬがゆえの恐怖かスリルか。

積み上げて来たものを
あと少しというところで
自らぶち壊したくなるこの衝動・快感・後悔・転落…

なんとか妄想だけで済ませたいものだ。


今までの人生、順風満帆じゃないのがせめてもの救い。

色々ありすぎて忙しくって暇がない


2006年6月12日月曜日

ニュースの味わい

 続々と垂れ流されるニュースにくまなく目を通し

一時間ごとといくつか選び
それらを読み上げたりしてると
各カテゴリーに分けられた情報をまのあたりする事になる

あまりに利己的な世界
あまりに曖昧な政治
あまりに悲惨な事件
混沌とした社会
変動し続ける経済
進歩し続ける科学
閉ざされた文化

ああ、ニュースってなんだろう

とか思うのです。
知らずにも生きていけるのに。
知りたい事は日の目も見なかったりして。

大騒ぎだけがニュースではないし。

私たちは垂れ流されるニュースを
ただごくごくと飲むのは怖いと思った

利き水、利き酒、利きニュース

美味しいニュース
考えるニュース
体にいいニュース
関心するニュース
悲しいニュース
楽しいニュース

ニュースのフルコース
ニュースは真剣に食べなくちゃいけないのだ
ニュースでカタ太りしたくない

2006年6月10日土曜日

映画 トリック劇場版2 神部 知世役

 6月10日から公開してる

『トリック劇場版2』見てね~!

トリックスペシャルほどはでてないんだけど
神部知世を見つけて下さいなー。
目印は、なすびさん☆

2006年6月2日金曜日

鼻クソとオナラ

友人の一人に

しれっとした顔して
何ごともないように
鼻クソをほじる人がいる

ふつうに喋りながらとか
その人の顔をふと見た時

うん、ほじってる

初めて見た時は、
たいそう驚いてしまって
それに気付かなかった事にするのが、わたしの優しさなんだとした

でも最近は『あ、また鼻クソやってる』と言うようにしている。
その人は
『ちっっがうよ、ほじってないよ。ちょっと痒かったの!』
と悪びれる様子もない。

なかなかのツワモノなのだ。

わたしも負けじと対抗策を考える。
歩きっぺ、階段っぺ、座りっペ、寝っペ…しゃべりっぺ。ぷっぷっぷっ
オナラはどうでしょう。

友よ、
今度是非『鼻クソとオナラ』バトルをしようじゃないか。

もちかけたら嫌がられた。